早起きしてしっかり朝食を食べる
さて、いよいよ引っ越し当日だ。
早起きして、しっかりと朝食をすませよう。寝具はふとん袋に入れ、使い終わった洗面道具や食器類は用意したダンボールに新聞紙などで包んで入れる。
服装は動きやすく汚れてもかまわないもの。靴はひもなしの運動靴など着脱しやすいものを選ぶ。
当日は公共料金の精算などで現金が必要になるが、お金の管理は単身者なら本人が、家族なら奥さんなどが代表してやる方がいい。
財布は基本的に肌身はなさず持っている方が便利だし、安全だ。
友人の作業範囲を確認しておく
友人を頼む場合は、引越を自分でやるにしろ、業者に依頼するにしろ、作業のスタート前に旧居に来てもらうのが普通だ。
自分でやる場合はともかく、業者に頼む場合は、きちんと友人の作業範囲を確認し、指示しておく。
たとえば「大きな家具は業者に任せてダンボールだけ運んで」とか、「荷物の運び出しが終わった屋から掃除を始めて」といった具合だ。
友人については、業者の作業員にもちゃんと紹介し、無用の混乱を避けるため、やってもらう作業の範囲も必ず伝えておく。
その際、何かわからないことがあったら、誰に確認すればいいのかも明確にしておいた方がいい。
単身者なら本人、家族なら荷造りの中心を担つた人(奥さんなど)が仕切るといいだろう。
こうしておけば、作業員と友人の間で、「これはどうします?J「私は手伝いの人間なのでちょっとわからないんですけど……」
などという不毛な会話をしないですむ。