子供の年齢や渡航先の事情などで対応を考える
家族で引っ越す場合は子供の学校のことも考えないといけない。子供の年齢、学年、渡航先の事情などで対応を考えよう。
転校手続き(小中学校の場合)
海外へ転校するには様々な書類が必要になる。現地や帰国後の学校で面倒なことにならないように周到な準備が必要だ。
【退学届】
届出先……子供が在学中の学校
届出人……保護者
必要書類……退学届(退学理由、渡航先、滞在予定期間、転校先名を記入。転校先名は不明可。書式自由)
【入学届】
届出先……転校先の学校
届出人……保護者
必要書類(※ 在学中の日本の学校に作成してもらう)
@転校先が日本人学校の場合……在学証明書、成績証明書、指導要領の写し、健康診断表の写し、歯の検査表の写しなど
A転校先が現地校の場合……在学証明書、成績証明書、国籍証明書(パスポートなど)、当該区居住証明書(住宅の契約書など)、予防接種証明書など(いずれも要翻訳)
B補習授業校……在学証明書、パスポートなど
教科書取得手続き
海外の日本人学校などで使う教科書は文部科学省の委託で(財)海外子女教育振興財団が給付している。
教科書をもらうには、同財団に教科書給与証明書(在学校に発行してもらう)と印鑑を持参の上、所定の申請書(同財団窓口にある)を提出する。