自分でやるか業者に頼むか
引っ越しを自分でやるか業者に頼むか一。これは基本的に荷物の量や距離、予算などによる。ワンルームや1K、1DKの1人暮らしなら荷物も多くない。
単身者向けのパック商品を利用してもいいし、近場への引っ越しならレンタカーを借りて、身内や友人知人に手伝ってもらえば、自分でも十分やれる。
費用は、引っ越し業者を利用する場合で5ヽ10万円程度(軽トラツク1台分程度の少量荷物なら1万数千円〜)。
レンタカーを利用するなら、 1トンロングの標準トラックを12時間借りて1万円+ガソリン代(ニッポンレンタカーの場合)。
業者を頼むにしろレンタカーを借りて自分でやるにしろ、友人の手を借りる場合は、謝礼(食事や商品券など)が必要。
金額的には、学生なら1人3000〜 5000円程度、社会人なら5000〜1万円程度で考えるといいだろう。
これに対して2DK以上lの引っ越しは、夫婦や家族、兄弟、恋人同士など住む人が多い分、 1人暮らしのワンルームなどに比べて格段に荷物が多い。
こうなると、いくら近場の引っ越しでも自分でやるのは大変だ.友人などの力を借りるにしろ、冷蔵庫一つとっても1人用と家族用では、サイズも重量もまるで違う。
重い荷物は慣れていないと運ぶのに一苦労だし、下手をすれば、腰などを痛めることにもなりかねない。
そもそも業者に頼むなら、家具や家電製品が壊れても、国土交通省の定めた「標準引越運送約款」の規程などによって補償してもらえるが、自分でやる場合はそうした補償は一切ない。
手伝ってくれた友だちが大事な家具に傷でも付けた場合は、それがもとで長年の友情にヒビが入ることだってあり得る。
2DK以上の引っ越しは、プロに任せた方が安心だ。