手つかずで残っていたところを集中的に掃除する
掃除は荷物の運び出しがすんだ部屋からどんどん始めよう。引っ越し前にできるところは一度徹底的にやったはずだが、家具や荷物の置いてある居室部分などは手つかずで残っているはずだ。
明け渡しの状態で修繕箇所、修繕費用が決まる.修繕費用が少なくてすめば、その分、敷金の戻りも多い。大家の心証を良くするためにも頑張って掃除に取り組もう。
友人の手が借りられるなら、手分けして、掃除機をかけたり、雑巾掛けをするなど、ダンドリよく片付ける。そしてカラになった次の部屋の掃除にかかる。
一度徹底的に掃除したところは、それほど念入りにやる必要はないので、いままで手つかずになっていたところを集中的にやった方がいい。
忘れ物はないか確かめる
荷物の搬出、 トラックヘの積み込みが終わったら、最後に忘れ物がないか点検する。天袋の奥、流しの下、ベランダ、自転車置き場などは要注意。意外と多い忘れ物は、表札、物干し竿、自転車など。
なかには大小屋、物置、エアコンの室外機などという大物も。一戸建ての場合は庭などの外回りのチェックも忘れずに。
掃除などで出たゴミは、マンションなどの集合住宅で専用のゴミ集積場がある場合は、大家や管理人に頼んで収集日前でも置かせてもらう。
親しいご近所の方に頼んで収集日に捨ててもらうという手もある。また引っ越し業者に処理を頼んでいる場合は業者に任せる。
いざとなれば新居に持っていって自分で捨てればよい。最後に掃除道具と忘れ物を、それぞれ用意したダンボール箱に詰めれば、搬出作業は完了だ。